エクスプレスエントリーで永住権申請の招待を受けるために最低必要なスコア(カットオフ)が高止まりする中、特定の業界(職種)の経験者を優先するドロー(カテゴリーべースドロー)が頻繁に行われるようになりまし…
【料理人など日本食の担い手の永住権問題を危惧】カナダにおける日本食文化・ 日本食レストランの未来はあるのか?QLSeeker Canada Inc. 移民コンサルタント 上原敏靖氏に聞く|ニュースの別…
カナダ政府は2025年までに年間50万人の移民受け入れを達成する目標を掲げていますが、それによって、世界中からカナダを目指す若者が増加し、実際のところ競争は激化しています。エクスプレスエントリーでPR…
弊社では毎年大量の就労ビザの代理申請を行っていますが、稀に申請内容にミスはなく、間違いなく通るはずの申請書が却下されたり、通常のプロセスタイムを大幅に超えてもビザが発行されないことがあります。この場合…
最近のCBCニュースによると、トロント空港で学生ビザが発行された際に、通常記載されるはずの、20時間以内の就労を許可するという条件が抜けていたために、就労に必要なソーシャルインシュランスナンバー(SI…
2022年にはパンデミックも終息に向かいカナダのイミグレーションも平常に戻るだろうと誰もが期待していたのですが、オミクロン株の広がりで現状また先が見なくなってきています。こうした中で今年のイミグレーシ…
移民者数の数え方のトリック 2021年も残すところひと月半になりましたが、例年11月後半にもなると永住権の年間発行枠も消化されてイミグレーションオフィサーは早々とホリデーモードに切り替わります。ただ、…
2020年3月18日以降、COVID-19パンデミックに伴う渡航規制が敷かれ、カナダ国内外のイミグレーションオフィスが一時閉鎖され、カナダ移民省は殆ど麻痺状態に陥いりました。昨年後半から徐々にオフィサ…
カナダ移民法ではコモンローパートナーとは、“少なくとも1年以上、夫婦同然の関係で同居しているパートナー”と定義されています。州の家族法など別の法律でそれと異なる定義もありますが、イミグレーションやボー…
最近になって外国人一時就労者(Temporary Foreign Worker)を雇用する雇用主に対してサービスカナダによる任意のインスペクションが活発に行われるようになりました。Labor Mark…
Humanitarian and Compassionate Consideration (H&C)による申請とは、移民法で定められた永住権取得のための要件を満たすことのできない申請者が、例外…
QSWの新しいシステムへの移行 2018年3月28日、ケベック州政府はケベックスキルワーカープログラム(QSW)に関して、連邦政府のエクスプレスエントリーをモデルにした新しい移民申請管理システムを採用…
永住権の発行通知であるConfirmation of Permanent Residence (COPR)を受け取ると、ついこちらも“おめでとうございます!”などというメールを送ってしまい、クライアン…
今回は就労ビザを取得するために必要なLMIAについて知っておいた方がよい点を取り上げます。 ワーキングホリデーで渡加後、カナダでの生活が気に入ってそのまま滞在を続けたいと思う人は多いですが、その中でも…
今月は意外とトラブルの多いカレッジ、大学のプログラム修了後に取得できるオープンワークパーミット(PGWP、通称“ポスグラ”)について取り上げます。 PGWPを取得できる学校かどうか 先日アルバータ州の…
今回は現政権が2年前に公約に掲げた家族の再統合(Family Reunification)政策の進展について振り返ってみたいと思います。 自由党政権が成立してから早2年が経過しようとしています。振り返…
最近の移民法関連のニュースで気になったのは、ノバスコシア州のCape Bretonという田舎町を気に入って、その地へ移住を決意しカレッジ入学のための学生ビザを申請したドイツ人夫婦の話です。二人の娘を持…
先日カナダ政府は、2013年に始まった企業家のための5年間のパイロットプログラム、“スタートアップビザ(SUV)” を恒久プログラムに移行する方針を発表しました。現時点で累計117人の主申請者に永住権…
カナダの大手商業不動産・投資会社のCBRE社が最近発表したレポートによると、トロントは2015年から2016年にかけてIT業界の成長が著しく、22,500もの新規雇用を創出し、北米50都市の中で最も高…
“スキルドトレード”という言葉は日本人には馴染みが薄いですが、北米では、通常一人前になるまでに、見習いや一定期間の訓練を要する専門職のことをいいます。スキルドトレードの職種は、大工、電気技師、配管工、…
今回は成功例として取り上げられることの多いカナダ移民政策のあまり知られていない一面についてとりあげます。 イスラム教徒の入国やシリア難民受け入れを制限しようとする米国新政権の姿勢とは対照的に、カナダの…
2016年3月15日以降、日本国籍者を含むビザ免除国出身者(カナダ永住権、市民権保有者を除く)が空路でカナダに渡航またはカナダを経由する場合には、eTAの申請が必要となりました。実施前には想定していな…
連邦政府の移民申請管理システム、エクスプレスエントリー(EE) がスタートしてから2年以上が経過し、今年に入って旧システムの未審査ファイルも一掃されてフル稼働の状態となっています。EEプロファイルを受…
今年になってから連日のようにマニトバ州やケベック州のカナダ・USボーダーを徒歩で越えて、カナダへ不法侵入を試みる人たちの話が報じられています。極寒の雪道を何時間も歩き続け凍傷で指を失いかけたガーナ国籍…
今回はワークパーミット保有者のオンタリオヘルスインシュランスプラン(OHIP)申請について、最近の事例をもとにその留意点を取り上げました。 隣国USではオバマケア撤廃の議論が盛んですが、カナダでは州政…
今回は最近特にメディアで取り上げられることの多い無資格コンサルタント(ゴーストコンサルタント)の活動についてです。 カナダ移民法に移民申請の代理人資格規定が加えられたのが2004年。それから10年以上…
今回は、11月19日付で発表された連邦政府の移民申請システム、エクスプレスエントリーのルール改訂について、そのポイントを説明します。 2015年1月より始まったエクスプレスエントリー(EE)ではこれま…
ワークパーミットが必要かどうかは、まず自分の行う活動が就労に該当するかどうか、そして、就労に該当する場合にワークパーミットが必要かどうかの2つのステップで判断する必要があります。就労にあたるかどうかは…
今回は7月13日に発表された学生ビザ発行の新しいポリシーについてです。 最近は政府の移民法関連のニュースがIRCCウェブサイト上で統一された一つのポータルから発表されないため、申請者は重要な情報にもす…
カナダの入国審査を通過するときには、誰もが一瞬緊張します。無理にフレンドリーな態度を装っても不愛想なオフィサーの前では全く効果がありません。最初のイミグレーションのゲートで話が予想しない方向に進み、セ…
2014年11月に従来の住込みナニープログラムが廃止され、ケアギバークラスとして2つのパスが作られました。ところが、この新しいプログラムは”住込み”が必須ではなくなったものの、その他の要件が若干厳しく…
現在の自由党政権は、家族の再統をカナダ移民政策の最重点課題の一つと位置づけ、ファミリークラスからの永住権発行数を増やし、審査プロセスを効率化し、審査促進のために25ミリオンドルを投じると発表しました。…
今回は移民・難民保護法(IRPA)第40条に規定されている虚偽申請(ミスリプレゼンテーション)について最近の判例を使って説明します。 弊社が実際に遭遇したケース、”移民申請に通るように職歴…
2015年1月より導入されたエクスプレスエントリーの主要な目的は、1)申請書受付数のコントロール、2)労働市場、各州ニーズへの迅速な対応、3)プロセスタイムの短縮です。昨年1年間に発行された移民申請の…
今回はカナダのビザ・移民申請に関わる大きな問題の一つであるプロセスタイムについての一考察です。 移民申請においてコントロールできないファクターは数多くありますが、中でもプロセスタイムの変動は予想がつか…
今回は最近活発に行われるようになった、外国人就労者を雇用する企業へのインスペクションについてです。 昨年末頃から外国人就労者を雇用する雇用主に対して、約束した就労条件が守られているかどうかのインスペク…
2016年1月4日にファミリークラスからの親・祖父母の呼び寄せ移民プログラムの申請書受付が開始されましたが、その3日後には最大受付数の5000ケース(その後10000ケースに増やすことを政府は約束)を…
オンタリオ州政府はここ数年、州指名プログラム(PNP)の割り当て数を増やすよう連邦政府に働きかけ、2015 年にはBC 州、AB 州、SK 州と並ぶ年間5200人までCertificateを発行できる…
カナダ連邦政府の移民・難民・市民権大臣にジョン・マッカラム氏が就任しまし。マッカラム氏は 政治家になる前は複数の大学で経済学の教授を務め、ロイヤルバンク・オブ・カナダ(RBC)のチーフエコノミストだっ…
カナダ移民申請の際には、原則として18歳になって以降連続して6カ月以上滞在した全ての国からの警察証明の提出を求められます。家族を持つ場合は本人だけでなく、配偶者や同伴資格のある18歳以上の子供の警察証…
トルコの海岸に打ち上げられた3歳の少年の遺体写真が世界中に流れ、ドイツを目指して欧州に押し寄せるシリア難民のニュースが連日報じられる中、シリア難民の問題がカナダ居住者にとって大きな関心事になりつつあり…
今回は、カナダ永住権取得後、永住権を維持するために5年のうち2年カナダに居住しなくてはならないという規定がありますが、この5年とはどの期間のことを指すのか。また、カナダに実際には居住していなくても居住…
今回はルール改訂後のTFWP(外国人一時就労者プログラム)の現状をご説明します。 ファーストフードチェーン店のマクドナルドによるプログラム濫用が発覚したのをきっかけに、TFWPが大幅改訂となったのは今…
2015年6月11日付で、昨年夏から段階的に行われていた市民権法改正の全条項が施行されることになりました。振り返れば2006年のレバノン侵攻の際に、カナダに居住していないカナダ国籍者救出のために多額の…
今回はカナダの日系企業が駐在員を受け入れる際に必要な就労許可証について最近の動向も含めてご説明します。 カナダの企業は国際市場における競争力を向上させるために、自社と資本関係にあるカナダ国外の親会社、…
今回は1月から始まった新しい移民申請システム、エクスプレスエントリー(EE)について知っておくべき留意点について解説します。 昨年12月にエクスプレスエントリー(EE)についての概要が発表されましたが…
今回は間違えて理解されていたり、誤用されることの多いビザ関連の用語について取り上げます。今後は正しく理解して使うようにしましょう。 ビジタービザとビジターステイタス ビザ関連で最もよく混同されて使われ…
今回はスタディーパーミット(通称、学生ビザ)を、将来の移民申請に繋げるための留意点について考えます。 現在カナダの移民申請においてはカナダ国内での就労経験が重視されています。しかし、外国人一時就労者プ…
今回はカナダ国内で一時滞在中の方がビジター、就労者、学生としての滞在ステータスを延長したり変更したりする際に知っておくべき「インプライドステータス」についてです。 カナダの一時滞在者がステータスの延長…